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2006年05月31日

出会い系な午後

引き寄せられるように珍しい人と会う日だった。

それほど行くつもりも無かったのに、なんとなく総合図書館に寄ったら、大学院にいらっしゃる知り合いのスリランカ人僧侶に遭遇。
最高気温27℃なのに僧衣を着ているので「暑くないんですか?」と聞くと「しょうがないんです」と諦め気味の返答。ちなみに博士の論文書きに追われているらしい。
座禅の指導を何回かしてもらってるので、「博士号取っても帰国しないでくださいよ」と言ったら嬉しそうにしていた。後光が差さんばかりの勢い。
ていうか毎日僧衣を着て登校してる人に仏教学の学位あげなかったらおかしいよな。「見た目からすれば学位来て当然」みたいな周りのプレッシャーとも、彼は戦ってるんじゃなかろうか。がむばれ。

帰りに西武でお買い物してたら、長身かつ手品師のデヴィッド・カッパーフィールドみたいな格好をしている奴がいて、ひときわ目立っていた。
よく見ると代ゼミの化学講師、亀田だった。センター化学で多少お世話になったので声をかけてみようかとも思ったが、なにせかれこれ4年も前のこと。放置しました。
近所に住んでいるという噂はあったものの、まさかこのタイミングで遭遇するとは…。相変わらず気持ち悪かったなぁ。

なんか日記がまとまんなかったんで、適当に写真貼っておきますね。

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投稿者 野ざらし : 22:16 | コメント (0)

2006年05月30日

猫村狂奏曲

ネットでは五月の上旬の時点で既に売り切れていた、『きょうの猫村さん2』の限定版湯けむりセット(石鹸と手ぬぐい)を探しに旅に出た。呼んでたんです猫村が、「あたしを探して」って。
パルコ内のリブロ、西武内のリブロ、ジュンク堂と順にまわっていくが、どこも「限定版は予約分で売り切れだから、今頃買いに来るなんて笑止千万」と書かれていた。

しょうがないので、普段は毒性の強い空気に包まれているために敬遠している、ちょっとオタ感漂うコミックプラザという本屋へ。
久々(確か吾妻ひでおの『失踪日記』を買いに行って以来)に入ると、やはり空気の毒性が強い。ナウシカで言う腐海だと思ってもらえれば大体オッケー。18禁だろうがなんだろうが、新刊ならば分け隔てなく平積みにしてしまう光景を見たら、きっとマザーテレサも感涙することであろう。
で、仕事帰りのOLとかはあまり寄らない所だから、あったのよ限定版。さすがだが、長居したくない(店員もぶっきらぼうな感じ)のでさっさと購入して脱出。

おまけはこんな感じでした。

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猫村石鹸なんて可愛くて使えないじゃないか、ちくしょう!

投稿者 野ざらし : 21:24 | コメント (2)

2006年05月29日

弧を描いて宙を射る

非常に多忙だった昨日のことをば。
ちなみに我が大学では五月祭とやらがあったそうだが、全く関与してない。

午前中は友達の作っている映画のエキストラとして撮影に。が、一時間も遅刻したためにほとんど撮影に加われず。機材の片付けとか移動とかをちょろっと手伝っただけなのに吉野家でおごってもらい、なんだか得しつつも申し訳ない気分。友達は明日引越しで金が無いというのに。
あまり手伝えなかったので、せめてものお礼として引越しの荷物を一時的に預かる約束をした。「段ボール4箱くらいまでなら」と言ってしまったものの、我が部屋にはマチュピチュの石垣よろしく剃刀一枚すら入るスペースは無い。どうする俺、と思いつつ白山をあとにする。(ちなみに昨日でクランクアップだったらしい。めでたや。)

午後はまた別の友人と、ワタリウムへ行く。全体としてバラエティに富んでいて良かったけど、一番良かったのはDuane Michaelsで一致。

DuaneMichals.jpg

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下のは展示に無かったけど、綺麗な写真だったのでアップしてみた。

それにしてもマルセル・ブロータスの作品は酷かった。
「○と×」という映画で、○×をマス目に書き込む、例の○×ゲームをただ淡々と映すだけ。本当にそんだけ。腰が砕けた。これをアイロニーと言ってはアイロニーに失礼なくらいだ。アイロニカルというよりかは脱力系と言った方が近い気がする。
でも嫌いにはなれないというか、見る人見る人に苦笑をにじませるのは、これはこれで一種の卓抜な才能でもあるんだろうなぁ。

その後はしばし原宿界隈をぷらぷらして、町並みの若いエネルギーと毒気にあてられた後、竹下口近くのyellow 96 cafeという所で夕食兼飲酒。すきっ腹に酒は大変効いた。
そしてぺペロンチーノが脂っこかったので、酒が腹を満たしてるのか胃にもたれてるのか判然としない状態に。ぐはっ。
足に酒がまわり始めて、段々と歩くスピードが遅くなるという、遅効性の毒を盛られた人間のような事態に苛まれながらも、なんとか帰宅。
今日の朝は二日酔いで一限をさぼるというオマケがついたが、楽しかったので万事よしとしよう。月並みだけど、やっぱり美術館も酒も、一人で行くよりは気の合う友達と行った方が良い。

投稿者 野ざらし : 20:50 | コメント (2)

2006年05月24日

ぜんぶ雨のせいだ

有楽町線の電車のドアに傘を挟まれたところから一日が始まった。どう考えてもやるせない。「なんで傘持ってんだよ」みたいな視線が痛かった。
が、ヤマが当たってどしゃ降り。ていうか傘差してもズボンがずぶ濡れになるくらいだったから、実は持ってない人と大差無かった気がしないでもない。駅を目指して足を早めていると、後方からすごいスピードで独り言を言いながら、やばめな感じの人がやってきた。
どうやばかったかは、この写真を見てもらえれば分かると思われる。カメラに写ってる距離よりも実際はかなり近いので、撮るのに相当どきどきした。

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どうやら近くのコンビニに置いてあった段ボールを強奪してきた模様。やはり本物は違う。


上の話題とはうって変わって。Edward Westonの写真がちょっと気になっている。ブロースフェルトもそうだけど、自然物のうねりやエグさに気付かせてくれる写真家は稀だと思う。
美しいものは同時にグロテスクなことが多いのだなぁ、というか美しさと気持ちの悪さは矛盾するものではないのだなぁ、と改めて感じさせられる。

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投稿者 野ざらし : 23:40 | コメント (0)

2006年05月23日

心がすり減ったり戻ったり

朝から学校。辛い。授業よりも、通勤ラッシュ時の丸の内線の混み具合が心をすり減らす。
そして果てしなく眠い。眠さを察したのか、友人がチョコレート効果のカカオ86%をくれた。ありがたく頂くと、最初こそチョコらしき味がしたが、後はもう魚の焦げた部分のような苦味が口中に広がって、すっかり目覚める。ネガティヴにすごい。

学校が終わり、小雨の降る中を熊谷守一美術館に行く。

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家から徒歩5分なのに今まで行かなかったのは、他でもなく方向音痴のせい。

で、感想。
彫刻、陶芸、絵画、掛け軸など色々な作品が並んでいて、どれも物の形をおおづかみに上手く捉えている(それゆえに近くから見ると変な絵に見えるが、遠くから見ると急にうまく見える)ような感じがした。

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しかし、もっとも心惹かれたのは熊谷守一の人物像。
テニスをやっていたが、たまにズルをするので試合ではいつも補欠だったとか、夫婦で碁をやるけどあまりにも適当に打っていて、その下手さに呆れて帰ってしまった来訪者がいたとか、そんなんばっか。
写真もあったが、白い髭をたっぷりとたくわえたおじいさんがチェロを弾いていた。弦が切れているのにお構いなし。なんか、良い意味で無責任。才能がぶち抜けた高田純次のような印象。
ともあれ、人が少ない上にカフェもあるので、また行ってみようという気になった。たまに次女の榧さん(未だに現役の芸術家)がいらっしゃるようなので、次はお目にかかってみたい。
榧さんの方が絵がうまいような気がしたが、そう学芸員に言っていいのか分からなかったので胸にしまっておいた。

投稿者 野ざらし : 21:28 | コメント (0)

2006年05月22日

買った本 2006年5月22日 と誘えない映画

東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・キーワード編 メディア総合研究所 900円
ブックオフにて。ほとんど新品でゲット。ご存知(でもないか)菊池成孔の講義録。
つぅかこれ、こないだ出たばっかじゃん。見切りの早い輩もいたもんだ。
ジャズはマイルス・デイヴィスとビル・エヴァンス以外はちょろっとしか聴いたことないので、金の無い月に新しい世界が開けてCDへの欲求がつのってしまうかと思うと、ページを開くのもやや恐ろしい。そんなこと言いながらがしがし読むけど。

今日の土曜は凹んで来ようかと思っとります。
というのも、ずっと気になっていたミヒャエル・ハネケの映画を見に行こうと決心した次第で。
この人の映画は大変不快なことで有名なんで、どうしてそんなものを見にわざわざ朝から渋谷に行くかと言われれば、それは一種のマゾヒズムに近いと思ってもらって間違いないっす。うっす。多分自分はMです。
でも友人を自分のマゾヒズムに付き合わせるのは忍びないので、一人でげんなりして来る予定。

今まで見た数少ない映画を思い出すと、見た後にもぶすぶすと心の中でくすぶるような映画が好き(でもテレ東でたまにやってるジャッキー・チェンの映画は好き)だったりするので、そういう意味では期待してはいるのだが。
ハリウッド形式の、「喧嘩腰だったヒロインが最終的にはなぜか主人公にベタ惚れになっていて、キスしながらカメラが引いていって終幕」みたいなのも、心地よい予定調和って感じで安心して見られるのだけれども、そろそろ異物のような映画を見てもいいんじゃないかと。ホラーとかじゃない方向で不安にさせてほしいのですわ。

投稿者 野ざらし : 21:26 | コメント (0)

2006年05月19日

カカオの恵み

アナン事務総長に会ってきた。会ってきたと言うと聞こえはいいが、10秒くらい見ただけ。
「会う」と「見る」の境目の曖昧さにかこつけてみた。

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この写真を激写する前、友達とチョコを食べながら「ぜってーアナンもチョコレート大好きだよな!」(アナン氏はガーナ出身)とか「俺今日、生まれて一番アナンって言ったわ」とか、非常に小馬鹿にしたような発言をしていたが、見たいものは見たかった。初めての出待ちがアナンなら後悔は無い。むしろ自慢できる気がする。

安田講堂から出てくるや否や、学生が携帯のカメラでアナンを撮り始めた光景を見て、アナンは「おまいら必死だな」と言ったとか言わないとか。

ちなみに今日アナンと連呼していて、ふとアナム&マキが浮かんだが、誰も知らないし広がらなさそうだったので、脳内で却下したのは内緒。そしてアナムは『酒と泪と男と女』の河島英五の娘だったりする。

投稿者 野ざらし : 00:04 | コメント (0)

2006年05月17日

買った本 2006年5月17日 とかぐわしき企業戦略

フーコー・コレクション ミシェル・フーコー著 ちくま学芸文庫 1400円
黄金虫・黒猫 エドガー・アラン・ポー著 講談社文庫 80円
あとロースクール用に問題集を買ったけど、不毛なので省略。
80円でポーを売っていた古本屋は、毎度のことながら安い本をレジに持っていくと急に悲しそうな声色になる。自分で値段つけてるのに。しかも今月は全品2割引きセールとかしてるのに。

家に帰って郵便ポストを開けてみると、今頃になって企業のDMが。なにやら「初任給1000万円の可能性!」と銘打ってある。
裏面に「1000万円組み立てキット」が入っていたので、ついカッとなって組み立てた。今は反省している。

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広告の方に、1000万円組み立てキットの使い方が載っていた。

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「3、机の上などにおいて、たびたび眺め、将来への闘志を燃やします」
これで闘志を燃やせる人間が実際に1000万円を手にしたら、卒倒してしまうような気がする。想像力のたけだけしさは認めるが。
しかも、名前は出せないけど、このDMを送ってきたのは結構有名な会社だったりする。
しかも高校の部活で合宿言った時に、たまたまこの会社の研修合宿?と一緒になったが、やれ座禅(もちろん坊主はいない)やら自己啓発やら、ちょっと際どい感じの行事を盛りだくさんでやっていた記憶がある。あの時は嘲笑していたが、その後に雑誌でこの会社の名前を見てびっくりしたのは鮮明に覚えている。

面接で「あの1000万円組み立てキットで闘志を燃やしました」って言って内定くれなかったら看板に偽りありだよね!闘志を燃やしてくださいって自分で書いてるんだから!
一流企業なら入れてくれるはず。まぁ面接に行かないけど。
ちなみに飲料メーカーのサッポロは、「男は黙ってサッポロビール」というコピーでビールを売り出していた時に、面接で一言も質問に答えずにいて、帰り際に一言「男は黙ってサッポロビール」と言い放った男を採用したらしいからねぇ。これぞ採用の見本。見本かどうか知らんけど。

投稿者 野ざらし : 21:49 | コメント (0)

2006年05月15日

買った本 2006年5月15日 と復活すれど瀕死

ヒューム ちくま学芸文庫 400円
ご冗談でしょう、ファインマンさん 岩波現代文庫 105円
択一直後に避難したブックオフ早稲田駅前店にて。みんなメトロになだれ込むから、むさいのなんのって。

んで択一はドンマイっぽいです。あぁ。勉強が足りなかったと後悔すれど、時すでに遅し。次頑張ろ。

で、今日は気分転換にワタリウムに行こうと決意するも、凹みの後遺症が疼いて行けず。友達と喋ったらある程度気分は晴れたので、明日こそは行こうと決意を新たに。なかなか行く機会も無いし。

あと某有名ブログに貼ってあったんだけど、これ見たらだいぶ気分爽快になった。面白いことを考える輩もいるもんだが、まさか作った人もこれで気持ちが晴れた人間がいるとは思っていないだろう。

投稿者 野ざらし : 21:59 | コメント (0)

2006年05月12日

買った本 2006年5月11日 と忙殺

フェルマーの最終定理 サイモン・シン著 新潮社 105円
鍵のかかった部屋 ポール・オースター著 白水社 105円
今まで何故アマゾンをリンクさせてなかったのか、理解に苦しむ。
そして択一の二日前に風邪らしきものをもらってしまった自分に対しても理解に苦しむ。物理的にも苦しむ。うぅ。

とりあえず、あれだ、明後日のイベントが過ぎたら更新するから、堪忍してくだされお代官様。

投稿者 野ざらし : 22:12 | コメント (0)

2006年05月06日

買った本 2006年5月6日 とコストパフォーマンス食選手権

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ 遥洋子著 ちくま学芸文庫 105円
他の岬 ジャック・デリダ著 みすず書房 105円
ブックオフ要町店にて。不当なまでに安い。GWだから安いというより、GWだから買われずに残っていたというのが正しそう。

「値段と質を最も兼ね備えたお菓子は何か」ということを考察せずにはいられないほど貧困にあえいでいる(でも本は隙あらば買う)昨今。まったくもって財政を省みない自分の責任であります。
実際に調べてみると、高校~大学初期はうまい棒がチャンプだと思っていたが、そんな自分が恥ずかしい。うまい棒はスタートに過ぎなかった。一本で10円ごときじゃもう満足できないです僕は。
で、安売りが頻繁にされていることとか内容量等々から分析してみると、ハーベストサブレシリーズが最強じゃなかろうか。
ちなみにハーベストが100円で40枚だから、一枚あたり2.5円で、一方のサブレは80円で28枚だから、一枚あたり2.8円くらい。
すげぇ、うまい棒すら霞む。涙で。

まぁお菓子に限定しなければ、キャベツ買ってきてまるごと煮込むのが真の最強だと思う。高校時代に下宿してた家の飯が無く、かつ金も無い時にやったけど、あれはすごい。何がすごいって、飽きる。飽きてなお食べ続けるが、それでも放つ圧倒的な存在感。思いのほか減らない。
そしてあれを経験すると、ロールキャベツとかがどれほどうまく調理してあるかが痛いほど分かる。農家のみなさんありがとう(投げやりに)。

投稿者 野ざらし : 21:53 | コメント (0)

2006年05月03日

孤独の発明(新潮文庫) ポール・オースター

ポール・オースターは余分なことを書かない。余分なことを書いても、余分なものしか与えられないことを知っているからだ、と思う。同時に、その諦めにも似た思いこそが、オースターの孤独を裏付けている、とも思う。
何の役にも立たない物事を(むしろその物事にまつわる情報が、役に立たないものであればあるほど)共有できたと思えた時こそ、人は孤独でないと感じられるからだ。

オースターの言う孤独が、「世界はその遮られたドアのところで終わっている」ことだとすれば、死においてはドアすらない。
誰かが入って来る可能性、いつかそこに誰かが入って来ないだろうかという期待ごと奪われている。
だから、オースターがとり憑かれたかのように死や闇を書くのもうなずける。それらは普段の生活の、そう遠くない延長線上にあるからだ。
もし私の部屋にドアが無かったら、と想像することは、部屋が孤独の実体そのものと考えてる状況の下では容易い。

そして書くことは世界に対して孤独であるのと同時に、自分の内面に対しても孤独であると言える。文章がすらすらと書けるとき、まるで自分が書いていないかのような感覚にとらわれることがある。
書くことすら、自分の中にいる自分でない何かがしているのだとし
たら、自分の居場所はどこにあるのだろうか。自分のものだと思っていた部屋が、実は自分のものではないのだとしたら、自分の居場所などあるのだろうか。

「この生命(自分の子供)を存在たらしめたがゆえに、絶望してはならない」。オースターの場合、自分の居場所は自分の息子によってつくられた。
とは言え、書く作業は依然として孤独である。オースターの孤独は、彼の文体からどうしようもなくにじみ出ている。
そして孤独の淵から「絶望してはならない」と呟くがゆえに、その言葉がどこから聞こえてくるかが感覚的に分かるがゆえに、ただ「絶望してはならない」と説く文よりも、格別に胸に迫ってくる。

投稿者 野ざらし : 21:28 | コメント (0)

2006年05月02日

鹿!この鹿!

数年前に狂ったように買っておいたTシャツどもが、ここにきて次々と朽ち果ててきている。穴、首もとの伸び、はたまたプリントの劣化。もはや誤魔化しようが無い。

というわけで、またユニクロのTシャツを買ってきてしまった。今年のユニクロのTシャツは本当に、本当に企業努力が感じられる。
今日はとりあえず↓を。

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このTシャツは俺的にはものすごくツボだったのだが、ものすごく売れ残っていた。coletteとのコラボなら、この妙ちくりんなデザインもうなずけるかも知れない。

コラボにかこつけて話を飛躍させてみるのだが、カップヌードルと大友克洋のコラボの行く末が気になってしょうがない。
手塚治虫をして「大友克洋の漫画を見て、一にも二にも降参するしかなかった」と言わしめたくらいの画力なんだけど、いまいちCGだと具合が良くないなぁ。動きがなんとなくぎこちない。時代が大友作品に追いついてしまったのだろうか。
大友克洋をよく知らないあなた、黙って漫画喫茶に行って『AKIRA』を読みましょう。

投稿者 野ざらし : 21:23 | コメント (0)